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脱線したけど、昨日の続き

「きらめけ~世界中に~♪」
子宮ガンの手術を控えたある日、病院内を歩いていると
中学生の時によく歌った合唱の歌「マイ バラード」の低音部分を歌いながら、歩いているおっちゃんに遭遇しました。
私は懐かしいなぁ…とか思いつつ、気がついたら、おっちゃんを追いかけてソプラノ部分をかぶせて歌ってましたw
さすがにおっちゃんはびっくりしてたなぁ…w
その後は病院の屋上に行って、二人で日が暮れるまで歌いました。
おっちゃんとの出会いはこんな感じ。

おっちゃんの病院内での印象はよくない感じ。
コワモテで見た目はヤクザにしか見えないし、怖がってる看護師さんも多かったです。
歌で知り合っただけに、おっちゃんとはよく屋上で歌を歌ったなー。

私が退院する時は「もう顔も見たくねぇ!」とか言ってたっけ。
あれは「もう病院に戻ってくるなよ!」っていう意味だと受け取りましたけどw
その後再び入院すると、嬉しそうな顔でおっちゃんが出迎えてくれたりねw
どっちなんだかw


今年の1月におっちゃんが倒れたって話を聞いて、病気について教えてもらったけど…

肺がんのマーカー値638(正常値は5.0以下)
6ヶ月生存率50%
2年生存率0%

末期の肺ガンでした。
これを見て私は、おっちゃんに何ができるか真剣に考えたものです。
当時の私は失声症で声が全く出なくて、一緒に歌も歌えないし…
私はたくさんの手紙を書きました。これくらいしか思いつかなかったので…
この後はもう…どんどん弱っていくおっちゃんは、見るに耐えなかった。
おっちゃんは半年ももたず、6月に旅立ちました。
私の頭の中では「マイ バラード」がずっと流れてました。
二人の出会いを呼んだ、思い出の歌です。
「あの日あの時あの場所で…」まさにそんな感じの出会いでした。

これが最近の私の中での大きな出会いと別れ。
書きたいことからは脱線してしまったけど…もういいやw


肺ガンで倒れたおっちゃんと
子宮ガンで子宮も卵巣も摘出したけど、肺に転移してしまった私と
同じ肺ということで、重ねてみてしまう

おっちゃんの分まで頑張ろう!
おっちゃんの分まで生きよう!

私はガンなんかに 負 け な い ぜ ?

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by aka-ring | 2008-07-30 09:36 | リアルネタ

死に直面する

私の5年生存率は15%くらいだそうです。
病理的には子宮頚部がんのステージⅢの後期 + もうちょっと厄介なとこらしいです。
もう子宮も卵巣も摘出したので残っていませんが。
私の病気の進行具合では、85%の確率で5年以内に命を落とすだろう…と。
次に転移が見つかったら助からないだろうということと、突然死んだりもありうる話だ…と。
そんな感じのことを聞きました。

これは死の宣告だと思いますか?
私は思いません。
まだ転移とか見つかってないからね。
見つかったら、その時は覚悟を決めて考えようかな…ってのが
楽観的な私の考え方ですが('-';)
今は本当に楽しい毎日を送っているので、死ぬ気は全然しませんよ!



さて、ここからが本題。
私が死に直面した時の精神状態などを。
最近書いた記事とかぶるけど、子宮がんの告知を受けたときは本当に目の前が真っ暗になりました。
「なんで私が…」とか思って、周りの生のある存在すべてが妬ましくて憎くなったり…
今思うと、本当に危険な感情。
後で気づいたことは

負の感情からは負の感情しか生まない

ということです。
どんどん悪いことを考えちゃって迷路から抜け出せなくなりました。
まさに負のスパイラル…という感じです。
でもこれは、本当に死に直面した人じゃないとわからないと思うんですよ。
私もそう思ってました。誰も理解できるはずがない!ってね。
実際、その通りだと思います。
私のことを完全に理解できる人なんて、私しかいないんです。
少しでも弱さを見せると、すぐに恐怖に飲み込まれてしまうんですよ。
頑張って生きる!そう言っていた一時間後には死ぬ死ぬ言ってたりしてましたね。
精神的にも落ち着かなかったです。
どうしても自分が保てなくて、周りに迷惑をかけたこともよくありました。
本当にこの恐怖というのは、経験しないとわからないと思います。

私がこの精神状態からどうやって抜け出したか…
明日にでも書きます。



もし、あなたの周りに死の恐怖に直面して苦しんでいる人がいたら
どうか、支えになってあげてください。
話を聞いてもらえるだけでも、すごく救われます。
ただし、ちゃんと相手の立場に立って、理解しようとしてあげてください。
死に直面した人の心なんて本人しかわからないし、
完全に理解することは不可能だと思います。
でも、理解しようとすることで、歩み寄ることはできます。
一歩近づいて、手を差しのべてあげてください。

これは、この記事を読んだすべての方へ送る、私からのメッセージです。
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by aka-ring | 2007-12-08 20:06 | 闘病生活

告知から一年

ちょうど一年前の今日、私は子宮がんの宣告を受けました。
生まれて初めて、本当に自分の死を意識した瞬間でした。
告知された時は本当に目の前が真っ暗になり、3日後に迫ったパチンコ屋の支配人の仕事、
また、今後の生活など…本当に先が見えなくなって不安になりました。
当時は誰にも言えなくて一人で抱え込んでしまい、一日一日が非常に重かったです。
死に直面した恐怖で潰されそうになる毎日でした。


私は子宮がんによって、子宮全摘出することを選びました。
その結果、子宮と卵巣を失いました。
でも、失ったもの以上に得たものが多かった。そう思っています。
私が得たものとは…うーん、なんて言うんだろう…
言葉で言うのは難しい…
うまく言えないけど…
私のことを想ってくれる人が、私のことを考えてくれる人が、私と一緒に笑ってくれる人が、私と一緒に泣いてくれる人が、私と一緒に病気と闘ってくれる人が、こんなにもいるんだなぁ…って、そう思いました。
もうね…人間って、こんなにも温かいものなんだなぁ…って、そう感じました。

治療法は荒いけど、私の身体のことを一番考えてくれる、担当医師。
本当に親身になって、いつも私を支えてくれる、看護師さん。
精神的に落ち着かない時、不安な時にやすらぎを与えてくれる、カウンセラーさん。
泣きたい時は一緒に泣いてくれる、また病室に楽しい風を運んでくれる、友人たち。
コワモテだけど歌を愛し、よく屋上で一緒に歌を歌って、私に元気をくれた、変なおっちゃん。
孫の顔よりも、あなたの顔がずっと見ていたい…そう言ってくれた、お母さん。
私がヘコんでる時は、どこで知ったのか、いつも駆けつけてくれた彼。
ROにインした時に、いつもノスタルジックな気分にさせてくれる、H★Bのみなさん。
長期入院します…そうブログで書いたとき励ましのコメントをくれた、EEのみなさん。
私のことを誰よりも心配してくれている、そんな気にさせる、なっちゃん。
何かと気にかけていただいて、いつも熱いメッセージをくれる、双麻さん。
出会って間もないけど、いつも元気を、愛をくれる、蘭。


告知から一年が経ちました。
当時は、一年後…まさに今のビジョンが全く見えなくて、不安で不安で仕方がなかった。
本当にたくさんの方に支えていただいて、私は元気でやっています。
私を支えてくれたすべての人に、感謝の気持ちを込めて…ありがとう!

人間ってこんなにも温かい!

私はそんな人間を…やめるつもりはありません。
病理的には私の5年生存率は15%くらいらしいですが、今は死ぬ気がしません!w
毎日が楽しくてしょーがない!
傷だらけでも愛しい私の人生。
これからも前を向いて、ハッピーエンドへと歩いていきます!


私が子宮と卵巣の代わりに得たもの。それは…

いつも私を支えてくれる「かけがえのない存在」なのかもしれません。



本当はずっと前から、たくさんの人に支えてもらっていたのかもしれない。
だけど、日常すぎて気にも留めなかった。
病気になって、入院して、その存在に気づいた。
私は感謝の気持ちを忘れない。
私は一人では生きていけない、そう感じたから。
みんな!今日も生きていてくれてありがとう!!!
私も生きてるよ!!!
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by aka-ring | 2007-11-28 18:33 | 闘病生活

決着

相方との決着がつきました。
彼は…昔のように素直になってました。一応、私のやり方は間違ってなかったのかな。
今はお互いに出て行く準備をしています。

私が彼を傷つけて、彼は変わってしまいました。
いろいろな方に相談して、一時は逃げ出そうと思ってた時期もありました。
でも彼を傷つけたのは、彼が変わってしまったのは私のせいなんですよね。
だから逃げずになんとか救ってあげたい…そんな想いでいっぱいでした。

っと、ここまで書いて何のことかわかんない…という気がするので告白します。
私は彼から暴力を受けていました。いわゆるドメスティック・ヴァイオレンス(DV)ですね。

ひどいときには縛られたり、首を絞められたりするので本当に殺されるんじゃないか…って
思うときもありました。
首とか手首とか痕が残っちゃって、よく友達に心配されました。
演劇もハムレットの公演が近いのに、どうやって痕を隠そうか…とか悩んだりもしました。

でも、私は彼を憎んだりしてません。
憎いのは彼をそう駆り立てる精神状態だって思ってました。
だから、殴られても、蹴られても、縛られても、首を絞められても…耐えようって誓いました。
耐えようって誓ったからって、耐えられるものじゃなかったですけどね。
耐えられなくて、泣きを入れる日もありました。だけど…

痛いけど彼を救いたい!

その想いが強かったのです。
私は真性のMなんじゃないかなって思うんですよね。
ROもマゾい型ばっかりだし!w
彼は浮気をして、出て行ったのに戻ってきたんです。
彼は私に助けを求めてるんじゃないか…って思いました。
勝手な思い込みなんですけどw

暴力をふるわれても私は「お前は病気なんだ、私が救ってあげるから」って訴え続けました。
そしていつしか暴力はピタっと止み、彼は私の話を聞いてくれるようになりました。
とりあえず、信頼できるカウンセラーさんがいるので、一緒に病院に通う日が続き
しばらく暴力もなく、平穏な日々が続いていたのですが…

ここ3日くらいの記事を見てください。私に好きな人ができてしまいました。
このお互いに違うパートナーができたのに、一緒に住んでるねじれた関係を
放置できないな…って思った私は賭けにでました。

私は彼に好きな人ができたことを伝えました。
これで、暴力をふるわれたら…今度は逃げ出そう、そう考えてました。
結果は…

mixiでメッセージ、コメントをくれた方々、
個人的に相談にのってくれた、蘭、愛子先生、なつ、知ちゃん。
この場を借りて、感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
本当にありがとうございました。

思えば、一緒に住んできた6年間。
けんかをしても一緒にい続けた。
それがマンネリを生み出し、結婚する時期を逃す形になった。
あの時少しでも別居してたら、また違った結末になってたかもしれないけど。
暴力を受けたときは、本当に一週間どころか、一日先が闇ような状況だった。
だけど、彼は最後の最後まで私の理解者だと感じました。
私の描いていた結末に…お互いに笑って別れられそうです。
こうなってしまった二人のハッピーエンドに。

相方へ送る最後のメッセージ
私をあの家から連れ出してくれてありがとう!
あなたがいなかったら、私は今でもプレッシャーに耐え続けて生きてたかもしれない。
「サヨナラしやすいようにケンカでもするか?」
そんなことが言えるようになったあなたは、本当に成長したと思う。
これからは別々の人生を歩んでいくことになるけど…
お互いに自分の思い描いたハッピーエンドを迎えることができたらいいな!
いままでありがとう!!!
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by aka-ring | 2007-11-23 06:13 | リアルネタ