ちょっと間が空いてしまいました。
基本的に元気な時はmixiで日記を書いているので、こっちが更新されない時は元気でやってます。
どうも入院中にブログを更新する癖がついちゃったのでね。年明けはまた手術があるので更新されるでしょう。
さて、早いもので告知から2年が経ちました。
今の私が考えていることは『楽しい日々を過ごす』ということです。
最近はあまり生きることには固執していません。人間いつかは死ぬもんだし。
生きるか死ぬか…私の考え方は
2008年3月13日の記事がわかりやすいかな。
以下抜粋。
今、私が死にたい!
こう思うのは今が幸せすぎるからです。
今死んだらハッピーエンドなんじゃないかな…って思えて仕方ない。
足を切断したり、胃より下の臓器を全部摘出して人工の物をくっつけて…
今はそこまでしてまで、生きるということに執着していません。
どうせならきれいな身体のままでいたいですからね。
今、私が生きたい!
こう思うのは、私の愛するみんなの存在があるからです。
私の思い描いたハッピーエンドへの道を、私の愛するみんなが阻むんだ。
でも、悪い気はしません。どっちかというと心地いい。
やはり、みんなのことを愛しているからね。
愛する人との別れというものは、どんな状況でも辛いものです。
ここだけ持ってきても伝わらない気がするので、↑の記事読んでいただけるとうれしいなー
今は毎日が楽しくて、幸せを感じすぎて死ぬ気がしません!
幸せの絶頂で死にたい!こう考える私は、むしろ、今死にたいなーって思ってるんですけどねw
死にたいけど、死ぬ気がしないから生きてりゃいいじゃん!今はそんな都合のいい考え方をしてますw
そんな中で夏に下した決断がありました。
前回の記事
担当医師から手術の打診をされました。結構大きい手術になるかもしれないらしいです。
今手術をすると、予定しているUSJや舞台やライブをキャンセルすることになってしまう…
お声をかけていただいた劇団の方には、手術で舞台に出れなくなるかも…との旨を伝えたのですが
「今は病気を治すことに専念してください。舞台なんて元気になればいつでも立てますよ」
こう言われて、かなり悩みました。
でも、やはり私にとって舞台は一期一会なんですよね。
舞台と手術を天秤にかけたときに、どうしても手術を選ぶことができませんでした。
命を削る選択になるかもしれません。
でも、誰に何と言われようと、私は強い意志を持って舞台に立とう!
こっそりですが、そう決意しました。
USJのパレードや劇団Nの公演など、大きな舞台を終えて、いつも思うことは
「もういつ死んでもいいや!」
ということですね。もうなんだか、ものすごい達成感なんですよ。
まあ、まだ舞台2つとカウントダウンライブが残ってるので死ねませんけどねw
今は残りの舞台とライブに全力を注いで、後は治療に専念しますよ!
子どもについて。
私は高校在学中に妊娠して、卒業後すぐに結婚→出産しました。
18歳で結婚して19歳で子どもを産んだわけです。
もう一人、次女もいましたが、2歳の時にインフルエンザで亡くしました。
娘はいろいろな事情があって、離婚した旦那の所に置いてきました。
なので今は手元に子どもがいません。
その娘は11歳なので、すっかりお姉さんに。
離婚後も毎年、娘の誕生日にはプレゼントを贈ったりと、全然子離れできないのですが…
今になって、娘を私が引き取る話が出てきました。
私は子宮ガンにより子宮と卵巣を摘出しました。もう子どもは産めません。
子どもが欲しかった私は、子宮を摘出するかどうか悩みました。
悩んだ結果、子宮を摘出して生きる選択をしました。
ですが、今は生きるという方向に気持ちが向いてなかったり、子どもへの未練が捨てきれなかったりで、なんだかチグハグ…
生か死かはともかく、子どもへの未練は…あります。
ちゅうか、子どもへの未練を捨てろっていっても無理な話。こうなることはわかっていたはず。
子ども大好きなんだもん。欲しくて欲しくてたまんない。でも今さらどうしようもない。
人の子どもでも可愛くて見てるだけで幸せな気分になれるのに、自分の子どもが側にいたら…とか思うともうね。
だけど、子宮を摘出しなかったらどうなっていたか?
子どもができる保証もなく、自分の命も今あるだろうか…私の選択は間違っていないと思う。
そんな私に娘を引き取るという、願ってもない話が飛び込んできました。
私はこの話に飛びついていいのでしょうか?
私が心配しているのは
・娘のなじんでいる、今の環境を奪っていいのか。
・一度は捨てた私を娘が受け入れてくれるかどうか。
・今の生活だと忙しすぎて、とても面倒を見れる気がしない。
・もし私が早く死んでしまったらこの子はどうなる?
・安定した収入がないけど大丈夫?
など…。
いつもの私だと「なるようになる」とか言って引き取っちゃうと思うんだけど、子どものこととなると取り分けナーバスになっちゃう。
自分の努力でなんとかなるならなんとかします。収入とかね。
でもそれによって娘と接する時間が減っちゃうんじゃないかとか考えちゃう。
男を捕まえるのが手っ取り早いかなーとは思うけど…う~ん。
もしよろしければ、非公開でいいのでコメントください。客観的な意見を…。
一人で抱え込んじゃダメだ…。
さて、そろそろまとめに…
2年も経つとさすがに自分の考えも固まってきますね。
告知された当初は本当に不安で不安で、一日先も見えないような生活でしたが。
私がいつも思うことは…何度も言っちゃうけど「病気をしても失うことばかりではない」ということです。
たとえ自分に不利益な状況に陥っても、そこからいかに自分にプラスになることを見出せるか…これが大切なことだと思います。
今年は声が出なくなったり、車椅子生活になったりしましたが、やはり得るものは大きかったです。
手話という新しいコミュニケーション手段を身につけたこと。
車椅子生活の大変さを知ったこと。
私の想像以上に、車椅子で生活する者にとって、助けになる設備などが整っていたこと。
ハンデを背負った時にいつも感じることは、私を支えてくれるみなさんの存在です。
身体が動かなくなった時は普段は何気なくする動作もできなくて、非常にもどかしい思いをしたものです。
そんな時に私の手となり足となってくれた看護師さんや、私が不安なときに話を聞いてくれて、やすらぎを与えてくれた友人のみなさん。
今年は声が出なくなったこともあり、ROのチャットやエモに助けられたなーと思いました。
筆談だと紙とペンを用意するのに時間がかかるし、表情までは伝わらないからね。
ROはエモが神だと思った!チャットしながら自分の感情まで伝えられるんだもんなー。
最後に…この一年間を振り返ってみて、本当にたくさんの人に支えられてるなーと感じました。
その感謝の気持ちを込めて…みんな!本当にこの一年間、私を支えてくれてありがとね!!!
私はこのまま身体の動く限り突っ走ります!そして動かなくなったらそのとき考えようかな…とw
そんな行き当たりバッタリな人生が、私らしくていいじゃないw